映画の感想 運び屋

というわけで今週の映画紹介を始めていこうと思います
今回の映画は「運び屋」を観たので記事にしていきます。
昔みたグラントリノが面白かった記憶からおんなじ気配がする!って見てみました。
運び屋
結論!オススメできるぐらい面白いか?※主観です
面白かったです!
想像どうりでグラントリノが面白いと思うなら是非見よう
グラントリノがツマらないと思ってたら観ちゃダメかも?
「グラントリノ自体わからんし!」って人は
老い先短いジーさんの人生に膿んだドラマをダラダラと魅せられる話ですね
派手なアクションやスリルやホーラーでもないし
心が震えるラブロマンスでもない
等身大の寿命が近づいた人間のお話です。
そういう退屈な話から何かをくみ取るのが好きなら見てみても良いんじゃないかな?って
↓↓↓↓↓↓↓↓ネタバレあります↓↓↓↓↓↓↓↓
ネタバレ大まかな話の流れ
家庭崩壊した嫌われ者の爺さんが金に困る↓
なんやかんやあって麻薬の運び屋をやる↓
つかまって豚箱に入れられる!↓
完(笑)↓
感想
ストーリー
もうねアレですよ
誰にでも確実に訪れる老人の時代の物語
家族を大事にしないで嫌われ者になったお父さんの末路です。
誇り高く生きているし優しさもあるのだけど、相手が望む優しを与えられなかった男。
悪いことだとは分かっているけどお金が必要だと思って稼ぎ続けるんですが
ばあさんは死に際で「お金が無くてもこうやって会える」って言って死んでいきます。
でも家族のためだけに生きてその先にある死は本当に満足できるのか?って思います
何度もループする考え方だと思うんですが自分の中では答えは決まっています。
麻薬密売の組織も変に美化されておらずお金のためなら何でもする部品のような人しか出てきません
そして主人公もいつの間にか軽蔑していた人達の一部になっています。
お金とは何か
人生のやりがいとは
家族や友情とは
自分で作ったルールとは
最後に訪れる寿命の前にその人に人生の全て真実がさらされます。
自分は物語から満足できる答えは読み取れませんでしたが最後に流れる歌が物語っているとしたら
自分自身は納得はできないですが、映画のキャラクターとしては納得できます。
世界観
昔のアメリカ?黒人の事をスラングで二グロって言ってるので少し昔の事でしょう
白人の主人公はナチュラルにスペイン人にも差別発言をします。
言葉として使っているだけで本人は全く差別的な意思は無いというか
むしろ差別を口にしないだけで差別してる人が多い中
口は悪いけどやってることは全く差別していない、コレを粋だって思える文化が残るとイイですね。
実際に起きたことをモデルにしてるし退役軍人クラブがあるので解りやすい
戦後のアメリカって感じ
特に好きだった個人的な見どころ
全体的に楽しく見れたのですが、あえて見ていくと
家族との関係を正した
他の事はどうでもいい
ってセリフと
時間がすべてなんだ
何でも買えるのに時間だけは買えなかった
ってセリフですね
話の流れでは特に共感はありませんが、文脈を読まずに切り取ると
他の事はどうでもいいってセリフと時間がすべてなんだって所は共感が持てます。
何か一つを大切にしたい場合って他の全てを捨てるのが手っ取り早いです
自分もそうしました
才能なんか関係ないです、他の全てを捨てれるのなら基本的には夢は叶います。
大体の人は他の全てを捨てられないから夢はかなわないんです(笑)
何にフォーカスするかってのが大事だと思います。
時間がすべてなんだってのはタイミングですね
気が付くのは時すでに遅いときです、そんな時が来ると感覚がグラつきます・・・
世の中は不合理な事ばかりです(笑)
資料になりそうな場所
そういう映画じゃない
映画の情報紹介
上映時間 116分
公開日
アメリカ 2018年11月21日
日本 2018年12月21日
原作
第二次世界大戦の退役軍人レオ・シャープの実話
監督
クリント・イーストウッド
脚本
ニック・シェンク
製作
クリント・イーストウッド
ティム・ムーア
クリスティーナ・リベラ
ジェシカ・マイヤー
ダン・フリードキン
ブラッドリー・トーマス
製作会社
インペラティブ・エンターテイメント
俳優
クリント・イーストウッド
ブラッドリー・クーパー
ローレンス・フィッシュバーン
マイケル・ペーニャ
ダイアン・ウィースト
アンディ・ガルシア[1]
制作費
$0.5億
興行収入
世界
$1.74億
日本
7.6億円
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