映画の感想 この世界の片隅に

映画の感想 この世界の片隅に

というわけで今週の映画紹介を始めていこうと思います

 

今回はアニメ映画の「この世界の片隅に」を観たので記事にしていきます。

 

作品名は何となく知っていてプライムの無料が期間が終わりそうだったので視聴しました!

この世界の片隅に

結論!オススメできるぐらい面白いか?※主観です

 

面白いです!!個人的には凄くオススメ!

 

昭和19年の日本を舞台にしたアニメ映画です。

 

基本的には全ての人にオススメなので逆にオススメしない人を書いておきます。

 

アニメ映画なので単純にアニメはちょっとって方。

(対象年齢が高めなのでアニメ嫌の方が見ても面白い気がしますが)

 

ハリウッド的なわかりやすいエンタメのアクション映画が好きだと少しつらいかもしれません。

 

精神的に重い映画が嫌い、映画を見て気分が落ちるのが嫌な方。

 

この辺の方はこの映画をオススメしません。

 

毒にも薬にもならないようなエンタメ映画ではないので元気な時に見て欲しいです。

 

どんな方でも一回ぐらいは見てもいいんじゃないかな?って思います。

 

↓↓↓↓↓↓↓↓ネタバレあります↓↓↓↓↓↓↓↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネタバレ大まかなストーリーの流れ

日本の女の子が呉に嫁に行く↓

 

第二次世界大戦が始まり核爆弾が落とされる↓

 

戦争が終わり、ボロボロになった町で生きていく↓

 

世界観

戦争が始まる前の日本から原爆が落ちて終戦後1年ぐらいまで

 

基本的に昭和のリアルな世界なんだけど微妙に妖怪とかが出てくる。

 

本当に微妙に妖怪が出てくるんだけど、この表現がわからないです。

 

少し浮世離れした主人公なので幻覚か脳に障害を持ってる?て思いますがどうなんだろ?

 

かなり面白かったので原作とかを調べていつか情報を拾ってみようと思います。

 

ガッツリ妖怪が出てくるような世界観では無いのでホントに気になります。

 

主人公の女の子は、かなり若いのにハゲが出来ているって描写もあって

 

理由がストレスなのか別の身体的な理由なのか?ってのも少しわからなかったです。

 

感想

自分は全く内容を知らなくて作品を見たんですが、かなりグッときました。

 

実写で同じ名前のやってたなって思いましたが、すごく不安になりました(笑)

 

こんなイイ作品を実写にしていいのか?って。

 

日本のアニメと映画の関係って世界から見ると歪ですよね。

 

 

考えるまでもなく日本のいくつかのアニメは世界的に有名で評価されてるけど、

 

日本の映画は黒沢監督と北野監督ぐらい?あとは特撮だけですもん。

 

チャレンジは大事だから仕方ないんだけど、原作の扱いにリスペクトが低すぎるのが作品の失敗に導いているのでは?

 

そもそも完成された作品におんぶにだっこだって事を自覚して原作そのまま作ればいいのにって思います。

 

ピンポンとかはよく出来てたし。

 

主人公は真面目に生きてるだけなのに戦争に振り回されてボロボロになっていきます。

 

現代の自己啓発で言われてること真逆で状況的に自分でどうするって事は関係なさそうで

 

状況をどう感じるって事ぐらいしか救いがない。

 

 

 

第二次世界大戦のお話なんですが主人公の女の子は天然って表現されるのかな?

 

現代の感覚からしてもフラットで素直な感覚を持つキャラクター

 

劇中の昭和初期でも、今の日本でも浮くだろうけど頭が悪いわけでは無い印象です。

 

2Dの絵本のようなアニメですが戦争の凄惨さ、その環境に生きる人生を見る事が出来ます。

 

中盤からは戦争の悲惨さがあるのですが映画としては主人公の人生観とかにフォーカスされていて

 

戦争物っていうよりドラマとして楽しめました。

 

ありきたりですが今の時代の日本に生きる感謝を感じますね。

 

opテーマの「悲しくてやりきれない」もマッチしていて最高でした。

特に好きだったシーン

好きなシーンばっかりなんですが

 

あえて言うと最後の手がちぎれた母親に寄り添って歩く子供の一連

 

日本が降伏した時に怒り狂う主人公。

 

この辺がパッと浮かびました。

 

 

子供の所は人間って結局は動物だなーって思いがわいてきますし。

 

 

怒り狂う主人公の「こうなる事はわかってて全員で死ぬまで戦うんじゃなかったのか!!」

 

みたいなセリフが純粋で頭が良すぎてグッときます。

 

理屈で考えると勝てる見込みがない相手と戦うんだったら

 

死ぬまで戦うって事なんだから、そうじゃ無かったらおかしいんですよね。

 

自分より頭がいいはずの国のトップが間違うはずはないので理屈に合わない。

 

って主人公は考えてるはず。

 

資料になりそうな場所

話に集中しちゃいました

基本2D

映画の情報紹介

上映時間  129分

公開日
日本     2016年11月12日

原作

こうの史代
『この世界の片隅に』

監督
片渕須直

脚本
片渕須直

製作

真木太郎

製作会社
MAPPA

俳優

のん
細谷佳正
稲葉菜月
尾身美詞
小野大輔
潘めぐみ
岩井七世
牛山茂
新谷真弓

制作費
2.5億円

興行収入

日本
27億円