映画の感想 喜望峰の風に乗せて

今週の映画紹介は「喜望峰の風に乗せて」を観たので記事にしていきます。
パッケージを見て何となく選んだんですが思ってたのとは全然違ったかもです(笑)
映画紹介はネタバレが怖いのでネタバレが嫌な方はネタバレありますが出てきたら下にスクロールするのをやめて下さい。
喜望峰の風に乗せて
原題「The Mercy」
結論!オススメできるぐらい面白いか?※主観です
個人的には全くオススメでき無いです…
好きな方はゴメンナサイ(汗)
実話ベースのお話なのですが、個人的には映画としては見るべきところは無かったです。
演技的が上手いとかそんな事では一時間以上の面白くもなく感情移入も出来ない映像を自分は見ることは出来なかったです。
破綻してるとかそういう話ではなく映画をエンタメとして観た時に面白くないな?って感想です。
こんな時もありますね・・・
観たい人の為に説明すると無補給の無上陸のヨットレースで一人の男が漂流するはなし?ですかね。
↓↓↓↓↓↓↓↓ネタバレあります↓↓↓↓↓↓↓↓
ネタバレ大まかなストーリーの流れ
破産寸前のお金ない社長が賞金目当てにヨットレースに参加↓
ルール違反をしたので一位を取ってしまうとバレてヤバいので二位以下になりたい・・・・↓
他のチームが全て棄権して一位になっちゃう(笑)↓
プライドから棄権はしたくないので失踪↓
世界観
実話で主人公はイングランド南西部の実在の人物です。
1969年に失踪しているので可能性としてはまだ生きているのかもしれません。
単独無寄港世界一周ヨットレース・ゴールデン・グローブ・レースがこの作品の題材です。
感想
申し訳ないですが今回は反面教師のような所でこの作品を見ていきます。
作品として面白くないと思った一番大きな理由は主人公、ヒロインに感情移入できないって事だと思います。
映画作品でキャラクターは重要な役割があると思います。
キャラクター(動物やクリーチャーなども含まれます)が出てこない映画はあまり見たことが無いので。
ナショナルジオグラフィックとかの動物番組ぐらいですかね。
そんな番組が映画館を埋め尽くしていないので映像作品でキャラクターは大切です。
主人公とその妻(以降ヒロインと書きます)、お金を出してくれた人、この3人が物語を進めていく大きなキャラクターだと思います。
この三人でマトモな人っていないんですよね(笑)魅力的でもないし・・・・
皆おかしな部分があるんですが書いていくと
主人公は客観的に事実だけ上げていくと社長で金がなくなってそれでもいい暮らしがしたいし、プライドが保てないのでレースと言う博打でお金を稼ごうとします。
自分の失敗を冷静に受け入れない主人公にヒロインは「お金なんて要らない」って、まともな事を言ってレースを止めさせるんですがその助言も聞きません。
この時点で主人公は独りよがりな資本主義の豚って感じしかしません。
最終的にも不正をしておきながら保身しか考えない解りやすい悪党って感じです。
自分の感覚だとこの主人公はまだ生きていて悪事を働いて自分だけは楽しく暮らしていると思います。
次にヒロインは最初はまともな気もするんですがこの主人公を最後まで信用してマスコミに逆切れするってのもなかなかだと思います。
この主人公を最後まで疑わずに信じ込むヒロインは信頼とかそういう事を表現しているのかもしれませんが、騙されやすい可哀想な人にしか見えませんでした。
金貸しのおっさんは普通の資本主義の豚で出てくる登場人物がすべて見ていてつらい映画でした。
単純に面白い点や美しいものが無いって言うのも辛い点です。
物語としてコメディー映画とかサスペンスみたいになってたら良かった気もするんですが
普通に頑張ってる感じと言うかドラマ仕立てになってるのが見ていてきつかったです。
特に好きだったシーン
無い
資料になりそうな場所
海が多いです。
映画の情報紹介
上映時間 101分
公開日
日本 2019年1月11日
原作
実在の主人公の話
監督
ジェームズ・マーシュ
脚本
スコット・Z・バーンズ
製作
グレアム・ブロードベント
ピーター・チャーニン
スコット・Z・バーンズ
ニコラ・モヴェルネ
ジャック・ペラン
製作会社
スタジオカナルUK
BBCフィルムズ
俳優
コリン・ファース
レイチェル・ワイズ
デヴィッド・シューリス
ケン・ストット
制作費
—
興行収入
世界
$2,845,516
日本
—
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