続・ショウジョウバエの繁殖についての解説です!

というわけで今回はショウジョウバエの殖やし方の続きです!
ショウジョウバエの繁殖
ハエの投入
やり方はハエの入った容器を地面にトントン叩きながら蓋をあけ
培地や足場をセットした新しい容器を逆さにかぶせた後に逆にしてハエを適量入れ
飲み口を離して脱走しないように両方トントンして蓋をするって感じです。
初めての時はコレがメチャクチャ緊張します(笑)
細かく説明します!
基本は全く同じ容器でハエを入れると簡単ですよ。
違う容器を使う場合は種親の容器より入れ口が大きい容器にハエを入れるのは簡単ですが
逆に口が小さい容器に入れる場合は漏斗を使って入れるのがイイです。
漏斗ごと容器を持って同じ要領でトントンすればイイです。
ハエを入れる前にエアーで練習してみましょう。
まずは蓋をしたままトントンってテーブルとかに底を軽く叩きます、
底を地面から3、4センチぐらい浮かして上から落とす感じでかなり軽くでイイです。
ハエが蓋付近から落ちるので蓋をあけても登ってくるまで逃げられません
このタイムラグを利用して入れ替えます。
蓋をあけてからもトントンしていれば登ってこれないのでフタをする練習もしておきましょう。
で逆さに被せてハエを10匹ぐらい投入するんですが
入れる時にかぶせてトントンするのは2回ぐらいでいいと思います。
ハエが入ってる容器に大量のハエがいる場合は1回でも十分すぎますがこの辺は慣れるしかないです。
入れ終わった後に素早く両手に持って両手トントン状態にします(笑)
初めてだと緊張するのでエアーで練習した方がいいかな?
自分の経験だと新しいセッティングに移したハエは環境に戸惑っているのか脱走が遅い気がします
先に種親のケースに蓋をしてから新しいケースをトントンして蓋をすれば完成です!
慣れれば脱走することはマズ無いですし、脱走しても羽根が無いので部屋の中に逃げることはありません。
繁殖期間のローテーションについて
単純な繁殖のスピードを話すとキイロなら10日でトリニドなら14日ぐらいなんだけど
温度とかの環境で繁殖のスピードは変わるので自分の育成環境で感覚をつかんでおきましょう。
ローテーションの間隔は飼育している生き物に合ったものでしか無いのですが
自分の場合だとコバルトヤドクガエル3匹で、プラコンカップを週に一回ほどセッティングする感じで困る事は無いです。
カエルのお腹を毎日観察して消化のスピードなどを考えて餌を与えているので
毎日餌をやる時もありますが、唐突に2日とか3日に1回の給餌にしたりもします。
カエルの飼育は餌をあげ過ぎるより少な目でも良いんじゃないかな?って思ってます。
楽なのは大きい容器で長い間一つのセッティングを使って繁殖し続けるのが自分的には合っています。
カエルを一匹だけ飼育する場合なら
試験管を4個ぐらい並べてキイロショウジョウバエでローテーションさせるのもいいかな?って気もしてます。
試験管楯を使うと実験室っぽくてオシャレですし!!
温度について
温度に気を付けて20~25℃の場所に入れておけばイイです。
自分の動物部屋の環境温度は冬だと昼間は15~20℃で、夜に自分が部屋にいるときは20~24℃ぐらいかな?
春と秋は常温で夏場は何となくですが29℃が上限になるようにしてます。
トリニドショウジョウバエの場合はあまり気にしなくていいと思いますよ。
匂いについて
試したことが無い人は匂いが気になると思いますがすごい悪臭になる事は無いです。
繁殖が上手くいって無かったり勿体ぶって長く培地から収穫しようとしなければ無臭とは言いませんが
無理やり鼻をくっつけなけない限り気にならないかと。
クサいとかではないいんですが新しく作った培地で2,3日するとビールの匂いしません?
終わりに
2回にわたってショウジョウバエの繁殖について解説しましたがどうでしょうか?
繁殖してみるとかなり簡単なのでヤドクガエルの飼育はしたいけど餌の繁殖がハードルって捉えなくてOKですよ!
でわ~
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