ショウジョウバエの繁殖用ケースを比較します!
というわけで今回はショウジョウバエの繁殖ケースを比較します。
自分の場合は色々買ってしまい大変だったので今からカエルの飼育を始めようとする方が
同じ目に合わないように記事にしてみます!
ショウジョウバエの繁殖ケース
自分の場合を最初に書いておくとコバルトヤドクガエルを3匹飼育の環境で
プラコンカップを4個でローテーションしています。
見た目の比較
個人的な見た目は試験管での飼育が一番カッコいかな?
自作もできるのですがメンテナンスも値段的にも通販で安く手に入れられるので買ってしまっていいと思います。
実際に使ったことがあるのは下記の3個です!
プラコンカップ
900cc
ショウジョウバエ培養ボトル
H105mm×口径40×底辺55mm
100ml
バイアル瓶
H950mm×直径28mm
写真で見ると一目瞭然ですがプラコンカップがダントツで大きいです。
↓の写真で左から順に プラコンカップ 培養ボトル バイアル瓶
培養ボトルとバイアル瓶は写真だと似たような大きさに感じますが
実際使ってみると繁殖での回収量は2倍は違うと思います。
底面が大きいので培地の表面積が大事なんだと思います。
ケース選びで何を重視するか
何を比較するかを列挙すると
・ハエの繁殖量
・掃除、セッティングのしやすさ
・見た目
・耐久力
・使い方
考え付くのはこんな感じかな?って思います。
自分は後悔しているので先に書いておくとコバルトぐらいの大型のヤドクガエルを2匹以上飼育するなら
バイアル瓶での飼育はビンの数が増えすぎるのでやめた方が賢明です。
では必要そうなものを個別に細かく書いていくので自分に合った物を選んで下さい。
ハエの繁殖量
プラコンカップ > 培養ボトル > バイアル瓶
見た目どうりですが具体的な量を知りたいって方が多いと思うので
具体例を書いておくので例によってコバルト3匹で考えてください。
バイラルビンで15本ぐらいをローテーション
↓
培養ボトルで6個ぐらいでローテーション
↓
プラコンカップで4個をローテーション
こんな感じで変遷して行きました。
感覚的には
コバルト1匹→バイアル瓶
コバルト2,3匹→培養ボトル
コバルト3匹以上→プラコンカップ
って感じました。
餌として繁殖してみるとわかるんですが多すぎても少なすぎても困ります。
掃除、セッティングのしやすさ
自分の感覚では下記になります
プラコンカップ > 培養ボトル > バイアル瓶
単純に小さいケースは洗いにくいです。
繁殖セッティングの手間の半分以上の部分は掃除ですので意外と大事ですよ。
耐久力
培養ボトル = バイアル瓶 > プラコンカップ
って感じです。
培養ボトルとバイアル瓶は耐久力を気にしないでもいいぐらい頑丈です。
蓋のスポンジも壊れることは無いと思います。。
プラコンカップは本体も柔らかく手荒に扱うと割れてしまいます。
蓋にろ紙のような物を使っているので水を付けたり汚してしまうと最悪破れてハエが脱走する恐れがあります!!
自分の所では1つ壊れてしまったのですが修理できるかは今度試してみます!
実際の所は安いので捨てて買ってしまえば良いんですけどね(笑)
プラコンカップは予備で1つ多く買っておくのを勧めます。
使い方
プラコン以外にはケージに直接入れるって荒業があったりします。
旅行とかで家を空ける場合に行うのですが
繁殖して孵化し始めたケースのふたを開けてケージに入れておけばOKです
カエルの飼育環境の温度が低すぎるとハエ以外を食べた時に消化出来ずに死んでしまう危険がありますが
適正温度で飼育すれば蛹や幼虫を食べても大丈夫です。
ハエが切れてしまった時にトリニドの倍以上の大きさのワラジムシとかを食べさせたりしますが全く問題ありません。
健康に飼育していれば3日ぐらいなら絶食しても全く問題ないのでそれ以上に長く家を空ける場合に自己責任でお願いします。
餌を与えすぎたなと思った後は2、3日給餌をしない事は普通にあります。
終わりに
ショウジョウバエの飼育ケースは繁殖量が少ない順に購入してしまい後悔しかないので
これから飼育する方は後悔しないように最初から適切なケースを選んでください。
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