ショウジョウバエの脱走を防ぐヤドクガエルのケージ改造

今回はヤドクガエルのケージ改造のお話です。
飼育ケージの改造はヤドクガエルを快適に飼育するには必須になると思います。
時間もかからないし難しくないので安心して下さい!
ショウジョウバエの脱走対策 ヤドクガエルのケージ改造
ケージ改造の前になんで市販のケージにワザワザ手を入れるのかを説明をします。
理由は簡単で市販の爬虫類ケージや飼育ケージはショウジョウバエの脱走を防げるようには出来てはいないからです。
市販のケージにハエの脱走対策をせずに餌としてショウジョウバエを与えると大部分がケージの外に脱走することになります!!
もう大変ですよ!!餌として与えるハエは飛べないので脱走したらすぐにわかります(笑)
ハエ対策のあるケージはオーダーしたり専用の高価なケージにはショウジョウバエの脱走対策があるケージがあるのかもしれませんが現在日本で販売されている一般的なケージには対策が無いので自分で改造しましょう!ってお話です。
簡単な改造ですが、ほぼ100%ショウジョウバエの脱走を防げるので安心して下さい。全ての種類のケージを改造をした経験があるわけではないので購入するケージに合わせて改造をしてみてください。
どんなケージでもやる事は大体同じです。
ケージの改造
ショウジョウバエの脱走対策には2種類のケージ改造が必要です。
・大きなな空気穴をメッシュでふさぐ脱走対策
・開閉部のガラスなどの隙間を隙間テープでふさぐ脱走対策
この2つの対策をすればOKです!
大きな空気穴の脱走対策
市販のケージのパーツで大きな穴やメッシュ部分に対策をしていきます。
ジェックスのレプテリア クリア450を例にすると上部のメッシュと下部の内側の空気穴になります。
観音開きケージだと上部のメッシュと正面の内側にある空気穴になります。
塞ぐ物は何でもいいのですが自分の場合はステンレスの金網メッシュです。
網戸のメッシュでも大丈夫ですよ。
ステンレスのメッシュだと金属用のハサミが必要になりますし、加工中に極細針金が指に刺さってめちゃくちゃ痛いです(笑)
こだわりが無ければ網戸のメッシュをオススメしておきます。
メッシュの細かさは30か40を使えば脱走は出来ません。
メッシュの固定には水槽用パテを使いました!
すみをパテで固定して、メッシュの中央には適当に接着剤やパテでメッシュの浮きを抑えます。
パテは何度もやり直しが出来るのでオススメですが死ぬほど余ります(笑)
↓の写真の緑色の部分がパテでステンレスメッシュを固定しています!!
他にもL字型のプラ板を使って接着するのもいいですよ。
アマゾンだと「プラ素材 L字型棒」目立たないように小さいのが良いですね。
このプラ板を必要な長さに切って接着剤でメッシュを固定すればOKです。
水槽用のパテは水槽のガラスを接着するシリコンみたいな感じで馴染むので見た目が良いです。
プラ板も見た目が悪いわけではないですし耐久力があります。
綺麗に掃除をしたい方はプラ板がオススメ、パテだと強く擦ると剥がれる可能性があります。
メッシュを固定するのはどんな方法でもいいですがヤドクガエルがメッシュの端を踏んでケガをしないようにだけ注意してください。
隙間の脱走対策
最後に開閉用ガラスの隙間対策ですがシンプルに隙間テープを貼って対策します。
ここは丁寧にやらないとハエが脱走する可能性があるので、簡単ですが丁寧に貼って下さい。
観音開きケージやスライドガラスのケージだと、この工程が大変なので自分はケージを選んでいます。
隙間テープで開閉部の対策するのですが、このテープは乱暴に扱うとズレてきてしまうので開け閉めは優しくしましょう!
予備のテープを常備してズレてきたら早めに張り替えちゃいましょう。
終わりに
この2つの脱走対策しておけばショウジョウバエが脱走することはありません。
隙間テープはズレに気がついたら張り替える必要がありますが、自分の場合は一年に一回ぐらい張り替える感じです。
もちろん気にならなければ隙間テープの交換はしませんよ。
これでショウジョウバエに脱走されないヤドクガエルの飼育ケージの完成です!!
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