パルダリウムでヤドクガエルを飼育するセッティング第2回

パルダリウムでヤドクガエルを飼育するセッティング第2回

引き続きヤドクガエルをパルダリウムケージで飼育するセッティングを初心者にもわかりやすく記事にします。

今回はメンテナンス性について書きますが結論的にはケージの中に手を突っ込んで全ての場所が簡単に触れる状態になっていれば管理がしやすいです。

 

実際に飼育して日々のメンテナンスをすれば気がつく事なんですがレイアウトは一回セットしてしまうと簡単には戻せないので最初から意識してレイアウトをしましょう。

ヤドクガエル用にパルダリウムケージを作る!!

 

前回の記事ではケージを置く場所や入れるモノなど材料に関することを書きました。
レイアウトをする準備ができたと思いますのでパルダリウムケージをセッティングするのに気を付ける事を書いていきます。

ヤドクガエル飼育のパルダリウムケージをセッティングする上でのコツ

 

初心者向けに基本的な事を書きますが、コツは1つで好き勝手にジャングルを作らない事です。
理由は順を追って説明しますが維持に自信が無いのなら何も考えずに植物を植えまくったり、入り組んだ地形を作るのは止めましょう!!

 

植物マシマシで洞窟があったりカッコいいパルダリウムをセッティングしたい気持ちはわかるのですが、最初は日々のメンテナンスが楽なケージでカエルの健康を考えて飼育してみましょう。

 

植物を入れたヤドクのケージはどうやったってカッコよくなるので安心してください!!

 

パルダリウムの長期維持とカエルの健康にはメンテナンスがしやすさが大事!!

メンテナンスの簡単さを最初に挙げる理由はパルダリウムケージの維持は難しいからです。

 

「簡単だって言ったじゃん!!」

 

って思うかもしれませんが答えはパルダリウムの維持は本来難しいですがシンプルにセッティングすることで簡単にすることができまです。
見た目のシンプルさはヤドクガエルがケージに入ると生体込みでバランスが取れます。

 

初めてパルダリウム飼育する場合はシンプルなセッティングを試してみて維持できてるなら少しずつ植物を植えていくのがいいと思います。
では日々のメンテナンスが何なのかを列挙します。

 

・日々の水替え
・給餌
・排泄物とかよく分からんゴミの処理
・底に溜まる水の処理

上記が日々のメンテナンスです。
観察は毎日必要ですが水替えや給餌は2,3日に一回でも問題ないです。
当然ですが弱っていたり子供だったりしたらこの限りではありません。

 

具体的にメンテナンスを楽にするにはケージに手を入れたりピンセットを入れる時に空間があって無理せずに処理ができることです。

 

水入れは特によく触るし注水を楽にするために手前か洗浄瓶の口が届くところに設置しましょう。

 

飼育器具のオススメはそのうち記事にしますが劇的にメンテナンスが楽になるのはシッカリしたピンセットと洗浄瓶です。

 

ピンセットは必ずステンレス製で長めの商品を選んでください。長さでメンテナンス時の使い心地が全く違います。
自分は27cmの物を使っています。

 

 

洗浄瓶はメンテナンスが楽になるので必ず用意して下さい。
ケージ付近に置けるなら少し大き目の物だと毎日水を汲まなくていいのでメンテナンスが劇的に楽になります。

 

大きい分には良いので自分は1000mlの物を利用していますが、ヤドクガエルだけの飼育なら500mlがいいかもしれません。

 

 

 

軽石を敷いた底に溜まる水の処理なんですが自分の環境だと処理しなくてもいい感じで乾燥して維持できてるんですよね。

 

もちろん汚い水が長期底に溜まり続けるのは絶対にダメなので処理できる仕組みは別で記事にします。
溜まったらスポイトで吸い出します。

 

自分も排水の仕組みはケージに作ってあります、一度も使用したことが無いですが…
ただ、水が溜まり続けると最悪リセット(レイアウトを作り直し)になってしまうので排水の仕組みは入れておいた方が無難です。

 

餌場の確保

コレも重要で餌を撒けるスペースですが入れやすい手前に確保しましょう。
カルシウムなどのダスティング用に小皿が置ける広さを基準に10×10cm四方の広場は確実に作くって下さい。
自分は見た目が良くないのでエサ皿は普段入れていません。

 

終わりに

商品がはれると説明が楽になりますね!!

長くなったので次回に続きます。