パルダリウムでヤドクガエルを飼育するセッティング第1回

パルダリウムでヤドクガエルを飼育するセッティング第1回

ヤドクガエルをパルダリウムケージで飼育するケージセッティングを初心者にもわかりやすく記事にします。

 

 

実際にコバルトヤドクガエルをパルダリウムで飼育しているので植物もカエルも健康に維持できる実例をもとに説明したいと思います。

 

ヤドクガエル用にパルダリウムケージを作る!!

 

今回の記事はヤドクガエルをパルダリウム飼育でメンテナンス負荷を極力減らして見た目もある程度よく、カエルの健康を重要視した長期維持レイアウトです。
ヤドクガエルの飼育初心者やカエルのキープケージを少しオシャレにしたい人に向けて書いています。

 

ケージを置く場所を決めよう

 

空のケージを準備してこれからレイアウトするぞ!!って意気込んでいるかもしれませんが最初にして欲しいのは設置場所を決める事です。
置く場所について良い条件と悪い条件をまとめました。

 

良い条件
・温度や湿度が安定している

・カエルが人間の姿を見える場所

 

温度が安定していれば飼育者がコントロールしやすいので安心です。
またカエルが人の姿を見れると人間に慣れるので恐怖心もストレスも無くなりますし、カエルが隠れちゃって植物を飼育してる!!みたいな状況を防げます(笑)

 

悪い条件
・直射日光が当たる

・常にうるさかったり、振動がある場所

・温度変化が大きい場所

・安定感がなく地震とかで落ちそうな所

 

絶対して欲しく無いのは「直射日光が当たる」と「うるさかったり、振動がある場所」です。
この2つはヤドクガエルを殺す可能性があるので特に気を付けてください。

 

直射日光が当たると瞬間的に温度が上がって温度のコントロールが出来ません。
特にカエルは高温に耐えられないので必ず直射日光は避けましょう。
人間の常識は捨てて高温に対しては瞬間的に死んでしまうと思って下さい。

 

うるさかったり振動がある場合はノイローゼになっちゃう場合があるんですよね。
人間も同じですが生き物はストレスで死にますし寿命が短くなります。
自分の寝室がいつも工事現場ってありえないですよ・・・・

 

勿論、ちょっとした振動や常にうるさく無ければ全然大丈夫です!!
気にしすぎて逆に飼育者がストレスを感じる事も無いと思いますので(笑)

 

必要な材料

 

ヤドクガエルのパルダリウムケージを作る上で最低限必要な材料は下記になります。

 

・水入れ

・軽石

・ソイルか赤玉土など

・石とか脱皮の際に体を擦り付けれる固い物

 

水入れは必須です!体が入れば大きさ、深さを気にする必要はありません。
岩っぽい爬虫類用の製品を使うとパルダリウムケージの雰囲気を壊さないですよ。
今思いつきましたが石とセメントで自作するのも面白いかも!!

 

 

多頭飼育なので↑のジェックス ウォーターディッシュ Mを使っています。
他のケージでビバリア バブルディッシュの使っていますが深く水を溜めたい場合はこちらです。

 

バブルディッシュは1年か半年ぐらいかな?長く使うと内側の塗装がパリパリとれちゃいます。
塗装が剥げると明るめのグレーで自分は全く気にならないんですが
耐久性、メンテナンスの観点からウォーターディッシュが楽でオススメです。

 

単独飼育で水場を小さくしたいなら↓のジェックス ウォーターディッシュ Sでも大丈夫です。
更に小さいXSもあるのですが、水場として使うには小さすぎるかな?って思います。

現在はソイルと赤玉を混ぜて使っていますが理由は「余っていたから」です(笑)
地面が露出するようなレイアウトを3年とか長期維持するなら頑丈なソイルの方がいい気もしますが自分なら気にせず赤玉を使うかな。

 

崩れにくく水はけが良いことが大事なのでパルダリウムの地面にはどちらを使ってもいいです。

 

脱皮用の体を擦り付ける物は何でもいいです。石でも流木でも、ザラザラしていれば水入れだけでも良いかも。
パルダリウムで飼育すると意図せずに解決する問題ですが、脱皮はカエルにとって大事なので一応覚えておいてください。

 

最低限の材料が揃ったら、好みの植物とか石、流木、フィギュアでも何でもいいので用意しましょう。
レイアウトの完成図をあらかじめ絵にしておくとセッティング時の無駄が省けます。
自分のイメージよりケージに物は入らない事が多いです(笑)

 

ケージに入れてはダメな物

 

カエルはジャンプする生き物なので事故で刺さってしまう極端に尖った物は絶対にケージに入れないで下さい。
自然物で構成するなら、そこまで神経質になる事は無いと思います。

 

またカエルの性質上、皮膚から色々な物を吸収するので毒になる可能性がある胴などの金属とも入れちゃダメです。
ケージに入れるものは刺激物や薬品が残らないように、水でよく洗ってから入れて下さい。

終わりに

 

今回はこんな感じでヤドクガエルのパルダリウムゲージの作り方は次回に続きます!!

調べてみたらスマホで見てる人が結構多かったんで記事の書き方を工夫してみました!
どうなんだろう?