デグーの飼育ケージについて実際に飼ってみて思ったこと

というわけで今回はデグーの飼育ケージの話です!
ケージ選びは生体選びの次に悩みましたが実際にケージを使ってみて「良かった!とか失敗だった・・・」っていうのがあるのでお伝えしていきます。
デグーのケージ
デグーを実際に飼ったことがある人はわかると思うんですがデグーのケージ選びはすごく難しいです
海外のケージだとデグーに使いやすいケージが多いんですがお値段がそこそこしてしまうんですよ…
オススメなのは2パターンあって条件の下限で分かりやすく書くと
単独飼育で毎日部屋んぽできるなら
イージーホーム40ハイより大きいもの
複数飼育か部屋んぽができないなら
イージーホーム80ローより大きいもの
こんな感じになります。
ケージもそのまま使うのではなく板などをひいて底面積を増やしてあげた方がいいです。
自分の飼育部屋の環境と合わせて考えてみて下さい。
では細かく説明していきます。
ケージの高さ
デグーは山岳地帯に住んでいるのでケージは高さが必要みたいなことを見かけますが
実際に飼育してみるとそんなことは全くありません。
部屋んぽをしてみるとよくわかるのですが確かにジャンプ力もあって高い所にも登って行ったり
走る時もウサギのように跳ねるように走ったりもするのですが
常にジャンプしている訳ではないですし広いところが好きって印象でもないんですよ。
なので高さだけで言うとは30センチとかでも大丈夫なくらいです。
自分の家だと板を敷いて4階建てにしていて2階の高さは10センチくらいですが、そこが好きみたいで休みポイントにしていたりします。
ケージの底面積
これが一番大切です!
デグーを飼ったことがない人には伝わりにくいのですが、ハムスターとかとは比べ物にならないぐらい機敏に走ります!
デグーが驚くと一息で 30 センチくらいは走ってしまうので止まれなくて壁に激突したりします。
もともと広大な環境で暮らしている生き物なので広さ的な意味では飼育には向かないと思うぐらいです。
また複数飼育なら、隠れる場所がある事もですが目につかないくらい離れれることが大切だと思います。
実際にうちではデグーをオスを2匹で多頭飼育していましたが(あやしいブリーダーから買ってしまいメスと間違えました…)
大人になるにつれて突発的に喧嘩することがあったんですが、広めのケージだったので片方が逃げると喧嘩が落ち着いて
1年ぐらいすると喧嘩をしなくなりました。
「多頭飼育だと殺し合うまで喧嘩をしたり、ケガをする場合があります」みたいな情報を目にしたことがありますが
色々な動物を飼育してみて確実に言えるのは積極的に攻撃する生き物ではないので
片方が逃げればけして死ぬまで追いかけるって生き物ではないです逃げる場所がないから結果事故になってしまうだけです。
エキゾチックアニマルでわかりやすい例で言うとフクロモモンガとかは死ぬまで追いかける種類の生き物だったりします。
多頭飼育をすすめるわけでは無いのですが広めの環境を用意できるのなら試してみるのもいいかもしれません。
ケージのピッチ
ピッチっていうのはわからない方もいるかもしれませんが金網の網目のサイズの事です。
これは自分が一番困ったところだったので強く書いておきます
単純に脱走します(笑)
確実に言える情報を書いておくと2.2センチのピッチだと生後一か月くらいのデグーは余裕ですり抜けていきます
うちの場合はベビーデグーが脱走できる事に気が付かなかったらしく1週間ぐらいケージから脱走しなかったんですが
あるとき気が付いたら脱走してました(笑)
賢い生き物なので一度気が付くと常にすり抜けて寄ってくるようになりました。
具体的な成長具合はわからないですが生後2か月くらい?までは2.2のピッチで脱走するものと思われます。
プラダンでケージを囲んでおいたら脱走はしなくなったので成長するまでやり過ごすってのも手かもしれません。
大人のデグーはピッチ2.2cmでは脱走できないのでそこは安心してください。
ケージの材質の種類
ケージの大きな種類だと金網、水槽、アクリルがあります
エキゾチックアニマルの飼育に慣れた方なら何でもいいんですが
(げっ歯類とかの飼育にも慣れていれば衣装ケースでもいけるかもしれません)
飼育用品が多くメンテナンスがしやすいという理由で金網がいいと思います。
自分ならメンテナンスを考えて金網以外で飼育はしませんが、この辺は好みなので選んでみて下さい。
終わりに
最後に自分のケージを紹介しておくと
チャームさんで販売している4階建て大型ケージに木の板を敷いてもともと4階だてなのですが
半分だけしか床が無い階があるのでそこを完全に行動スペースになるようにしています。
でわ~
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